イギリスの田舎でみつけた古木のコーナーチェアです。
エドワーディアン時代。マホガニー材。
【エドワーディアン時代】は、1901年から1910年のエドワード7世の時代のことをさしますが、広義には第1次大戦の始まる1914年までの期間のことをさします。
エドワーディアン・ルック(edwardian look)、エドワーディアン・スタイル(edwardian style)とも言います。
国王としてヴィクトリアとエドワード7世は対照的ですが、工芸品に関しては余り対照的な特徴はなく、ヴィクトリアンと機能的なデザインのアール・デコのちょうど中間に位置していると言えるかもしれません。
古木の古艶が美しいコーナーチェアです。
毎日使う椅子としてはもちろん、大人可愛いスタイルなのでベッドサイドに置いて飾り棚のようにしても素敵ですね。
脚部はカブリオールレッグ(猫脚)になっていて、高級感があります。
カブリオールレッグとは、動物の脚をモチーフにした曲線の脚のことで、一般に猫脚と訳されます。
猫脚は、四脚の哺乳動物の脚を基本デザインとしたスタイルのことで、先端は曲線か丸く膨らみ爪がついているものもあります。
18世紀初めアン女王治下のイギリス(1702~1714)では、クイーン・アン様式と言われるフランスロココの影響を受けたガブリオールレッグの家具が多く作られていました。
自由奔放で享楽的な生活をのぞんだ貴族達にふさわしく、優美で洗練されたスタイルを持っているのがロココ様式の特徴的です。
ショップのディスプレイ什器としてのご利用はもちろん、日常空間でアンティーク家具と組み合わせてヨーロッパの映画や、インテリア雑誌に出てくるようなワンシーンを作り出すのも楽しそうですね。また、モダンな家具との組み合わせもおもしろそうです。
経年劣化による汚れ、キズ、錆び、ワレ、剥げ、染み等ございます。
その点をご理解の上でご購入をお願いいたします。
○サイズ○
H:約73cm×W:約65cm×D:約63cm
座面までの高さ:約42cm
※多少の誤差は悪しからずご了承ください。
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